勝利へ全力 佐渡市議選 4月7日告示、14日投票

「三つのゼロ」で子育て支える
左・栗山よしお(69・新)、右・中川なおみ(65・現)

 新潟県佐渡市議選(定数21)が4月7日告示(14日投票)されます。日本共産党は現職の中川なおみ(65)氏と新人の栗山よしお(69)氏の2氏が立候補し、現有2議席確保を目指します。4人超過の激戦の様相です。

 党市議団は2議席の力で、就学援助を拡充して県内1位の適用率へ、妊産婦医療費助成は所得制限をなくして全員対象に、補聴器購入費の助成制度創設など、市民の願いを実現してきました。

 中川市議は、特養ホームや在宅介護の充実を一貫して議会で質問してきました。3月議会でも、建て替え時期を迎える特養ホームを減らすのではなく、安い多床室の確保や個室への居住費助成で、国民年金でも入所できるよう求めました。老健施設「さど」は廃止でなく介護施設として存続を求めています。

 両親の介護のためUターンした栗山氏は、中村良夫市議の仕事を受け継ぎ、安心して住み続けられる佐渡市をつくると訴えます。 

 2予定候補は▽学校給食費ゼロや乳幼児のおむつ代ゼロなど子育て支援「三つのゼロ」▽中小企業への直接支援で最低賃金引き上げ▽通院・買い物に便利な100円地域循環バス―などを公約に掲げます。離島では原発事故から避難できないと指摘し、柏崎刈羽原発の再稼働中止を訴えます。(2024年3月27日『しんぶん赤旗』)