柏崎刈羽原発を廃炉に

北陸信越ブロックいっせい宣伝
通行者に訴える(左から)渋谷、中村、平、鈴木の各氏ら=15日、新潟駅前

 北陸信越ブロックいっせい宣伝で15日朝、新潟駅前で、日本共産党の平あや子衆院北陸信越比例予定候補と中村たけお衆院新潟1区予定候補、鈴木映、渋谷明治両新潟市議らが、「金権政治を終わらせよう。原発は廃炉に」と訴えました。配布した「しんぶん赤旗」日曜版の見本紙を受け取る通行人やバスから手を振る激励などもありました。

 中村氏は、国民に重税を課しながら、自民党議員は裏金で責任も取らないことに怒るのは当然で、国民世論が政治倫理審査会の開催まで追い詰めてきたと指摘。党は証人喚問で徹底究明すると同時に、企業・団体献金の全面禁止法案を提案していると訴えました。

 平氏は、能登半島地震の液状化被害は、傾いた家を直すと同時に地盤改良へ国の独自支援が必要と指摘。志賀原発の変圧器の油漏れは、中越沖地震時の柏崎刈羽原発の火災原因であり、重大事故の危険があったと述べ、避難もできない危険な原発は廃炉へ、市民と野党の共闘で実現しようと呼びかけました。(2024年3月16日『しんぶん赤旗』)