町立病院拡充 安心のまちづくりを

津南町議選 10月17日告示 22日投票
くわばら洋子(左)と桑原よしのぶ(右)の両氏

 新潟県津南町議選(定数12、2減)が17日告示(22日投票)されます。日本共産党は現職の、くわばら洋子(73)、桑原よしのぶ(71)の両氏が現有2議席の確保をめざします。定数が2減る中で44人はみ出す激戦の様相です。

 町立津南病院を、保健・福祉と連携した地域包括ケアの中心に位置づけ、医師・看護師などスタッフの充実と病院の建て替えを提案した「津南病院中長期計画」を実行するかどうかが町政の焦点です。党議員団は9月にシンポジウムも開き、「町民の理解と合意が何より大切」「住み続けられる津南町へ病院を中心としたまちづくりを」と訴えています。

 党議員団は毎議会での一般質問のほか、新型コロナや豪雪対策で緊急申し入れもおこない、党2議席の力で、補聴器購入費助成や物価対策の支援給付金、灯油購入費助成、保育園へのエアコン設置など、町民の願いを前進させてきました。

 2候補は▽病院や町中心部まで使える乗合タクシーを▽学校給食を無償に▽延長保育を午後7時までに▽屋根雪除雪の人員を町が確保し派遣する制度へ改善―などの公約を掲げ、町にも国にもものが言える党議席の確保を訴えます。(2023年10月13日『しんぶん赤旗』)