子ども医療費無料へ

聖籠町議選で中村えみ子候補が第一声
第一声のマイクを持つ中村候補(右)と応援にかけつけた平氏(左)

 新潟県聖籠(せいろう)町議選(定数14、立候補16)が22日告示(27日投票)され、日本共産党の中村えみ子候補(64)=現=が第一声をあげました。平あや子党衆院北陸信越比例予定候補や勇退する無所属の五十嵐利榮議長らが応援に駆けつけました。

 中村候補は、健康保険証廃止に、党の町民アンケートでも8割の町民が不安を訴えていると指摘。「6月議会でこの問題を質問したのは私だけ。国にも町にも健康保険証の存続を求めていく」と表明。

 初当選時はゼロ歳~2歳児までが対象だった子どもの医療費助成を、7期25年、拡充を求め続け、18歳まで対象を拡充してきたと述べ、あと1400万円で可能な子どもの医療費完全無料を実現したいと決意。高すぎる国民健康保険税の子どもの均等割ゼロ、高齢者がいつでも乗れる300円タクシーなどの公約を訴えました。

 平氏は、7人の女性候補がいるがジェンダー平等にとりくめるのは、一貫して子育て支援を求め県下一へと拡充させた実績を持つ中村さんだけと述べ、必ず議会に送ってほしいと呼びかけました。(『しんぶん赤旗』2023年8月23日)