なくそう原発 声をあげて11周年

 21日、なくそう原発・新潟市民ネットの金曜行動が11周年を迎え、新潟駅前で507回目の集会に22人が参加して、原発ゼロを訴えました。

 参加者は「脱炭素や電力安定供給を原発推進の口実にしているが、原発への固執が気候危機打開や省エネと再生可能エネルギー普及を妨げている。安全性、処理水、放射性廃棄物なども原発を運転する限り解決できない」「40年前から原発に反対してきたが福島原発事故までは想像していなかった。あの事故で安全な原発はないことがはっきりした」「原発は運転停止中も使用済み核燃料がプールいっぱいにあり、事故の危険や10万年以上の管理が必要。廃炉しかない」などと訴えました。

 日本共産党の中村たけお衆院新潟1区予定候補は、福島原発事故の教訓や県民の苦しみを忘れた原発回帰を批判し、命と暮らしを第一にするならば原発固執をやめ再エネへ転換すべきと訴えました。

 参加者は恒例の替え歌を歌い、デモ行進に出発しました。(2023年7月24日『しんぶん赤旗』)