保険証廃止させない

妙高市議選でしもとり栄之氏第一声

 妙高市議選(定数16、2減)が9日告示(16日投票)され、日本共産党の現職、しもとり栄之氏(75)が第一声をあげました。2人超過の激戦です。

 しもとり候補は、「健康保険証を廃止させません」と述べ、国にものが言えない代表では、命も暮らしも守れないと党議席の値打ちを強調。学校給食費無償化や子どもの医療費を中学卒業まで無料、医師育成の市独自の奨学金制度など具体的提案で市民の願いを実現してきた実績を紹介し、再び市議会に送ってほしいと訴えました。

 公約に、▽健康保険証の存続▽生活・事業者支援へ一時金の給付▽デマンドタクシー拡充▽屋根雪処理への支援充実―の高齢者に「4つの安心」、▽おむつ代ゼロ▽高校卒業まで医療費ゼロ▽18歳までの国保税均等割ゼロ―の子育て支援「3つのゼロ」を掲げ、実現をめざすと訴えました。

 選対から、現有2議席のうち1人が勇退したことで「共産党は1人に絞ったから、しもとりは大丈夫」と言う話があるが、しもとり氏を落とせば市民の生活が大丈夫ではなくなると強調し、支持の輪を広げてほしいと訴えがありました。(2023年7月11日『しんぶん赤旗』)