ふじのき氏勝利へ 市田忠義副委員長が訴え

6日、十日町市で

 来春の統一地方選の新潟県議選に向け、日本共産党の市田忠義副委員長は6日、十日町市で開かれた、ふじのき浩子予定候補(十日町市中魚沼郡区、定数2)の必勝を期した集会で「ふじのきさん勝利で57年ぶりの党の複数議席を獲得しよう」と訴えました。

 市田氏は、医師・看護師不足の著しい新潟県で、国の公立・公的病院の統廃合に呼応した県立病院つぶしを推進する花角英世知事の県政を批判。津南町議を5期務め、国に医師派遣制度の創設を求める、ふじのき候補が勝利すれば「共産党は57年ぶりに遠藤れい子県議(長岡市三島郡区)との複数議席になる。みなさんの声が2倍、3倍、県政に届きます」と、いっそうの支援を呼びかけました。

 市田氏は、統一協会と自民党・閣僚との癒着の調査に背を向ける岸田政権を批判。「統一協会最大の広告塔だった安倍元首相の調査こそ、自民党が教団と関係を断つかどうかの試金石となる」と語りました。▽物価高から暮らしをどうやって守るか▽軍事一辺倒ではなく憲法9条を生かした外交力の発揮こそ―など国政の基本問題とともに、日本共産党の党史を貫く三つの特質について述べ、入党を訴えました。

 ふじのき候補が「国言いなりの県政から、くらし・福祉最優先、多様な住民の声が生きる県政へ、自民党の2議席独占を打ち破る」と決意表明。県立松代病院の存続や柏崎刈羽原発再稼働反対、農業を守るために物価高騰に対する緊急の直接支援に尽力すると語りました。

 樋口秀敏県議(会派・未来にいがた)、社民党の滝沢貞親市議、小木曽茂子津南町議(無所属)があいさつ。池田千賀子県議(未来にいがた)らのメッセージが紹介されました。共産党の十日町市、津南町の両議員団も壇上で紹介されました。(写真は市田忠義氏のツイッター、文は2022年11月7日『しんぶん赤旗』より)