子育て「4つのゼロ」を訴え

上越市議選 4月14日告示21日投票
左からはしづめ法一(74)現、上野こうえつ(74)現、ひららぎ哲也(66)現

 新潟県上越市議選(定数32)が4月14日告示(21日投票)されます。日本共産党は現職のはしづめ法一(74)、上野こうえつ(74)、ひららぎ哲也(66)の3予定候補が現有3議席確保を目指します。7人超過の多数激戦の様相です。

 党市議団は、能登半島地震の発生直後から現地調査に入り、被災実態と市民の要望にもとづき、ただちに市へ申し入れ、市独自に一部損壊の家屋も対象に10万円を支援する制度を実現しました。母屋(おもや)だけでなく門や塀も対象にした画期的なもので、市民から喜ばれています。

 他にも▽高齢者の補聴器購入の助成▽要援護世帯の除雪費支援の拡充▽パートナーシップ・ファミリーシップ制度の実現―など市民に寄り添って市政を動かしてきました。

 市議会は、共産党以外の議員の賛成で市議の期末手当の引き上げを決める一方で、年金・医療・介護の充実を求める市民の請願は否決してきました。3候補は「市民の願いに背を向ける議員では、暮らしは守れない」と訴えます。

 3候補は▽子育て支援「4つのゼロ」▽病院つぶしの県政を許さず新潟労災病院や県立柿崎病院を守り抜く▽原発再稼働ストップ。実効性ある避難計画をつくる―などを公約に掲げ、3議席の力で暮らしを守ると訴えます。(2024年4月6日『しんぶん赤旗』)