市民とのパイプ大切に

新潟市長選 すずき候補全力

 新潟市長選(23日投票)で、「チェンジにいがた」共同代表の、すずき映候補は20日、新潟市西区で個人演説会を開き約90人が参加。すずき候補の訴えに大きな拍手を送り、勝利に向け会場は大いに盛り上がりました。

 石附幸子市議、中山均市議(緑・にいがた共同代表)、れいわ新選組・チーム新潟代表などが応援演説し、立憲民主党の米山隆一衆院議員からの応援メッセージが紹介されました。

 石附氏は「現職は政権の方ばかり見て政治をしてきた。若者が生まれ暮らし働いて良かったと言える新潟市を、すずき映さんとつくろう」。中山氏は「決算が黒字になったと言うが、高齢者の紙おむつ支給半減など市民サービスを大幅に減らしてきたのが現市政だ。市民に寄り添う市政へ変えよう」と訴えました。

 すずき候補は、大型開発優先で福祉を削る市政を転換し、福祉と生活を向上させる誰一人取り残さない新潟市をつくると表明。政令指定都市ワースト1位の市民所得と人口減少率の解決へ、地域の産業・農業の応援、ケア労働・非正規労働者の処遇改善、子育て支援の拡充で地域に活力を生む好循環をつくると述べ、「学校給食無償化と子ども医療費完全無料化は市の予算の1%で可能。ないのはお金ではなくやる気。やる気のある私にやらせてほしい」「現職は『国とのパイプ』を強調するが、私は『市民とのパイプ』を大切に、一人ひとりの声に寄り添い、命と暮らしを大切にする市政をつくる」と訴えました。

 参加した72歳の女性は「話を聞くたび市長を変えねばと思いが強くなる。今がチャンス。やる気みなぎる映さんを市長に押し上げたい」と話しました。(2022年10月22日『しんぶん赤旗』)