たいら県議予定候補 母校で語る

新潟大学で恩師、学生とともに
マイクを持つたいら氏、一番右は近藤共同代表

 日本共産党の、たいらあやこ新潟県議予定候補(新潟市西区)は27日、母校の新潟大学有志との語る会で決意表明し、原発・エネルギー問題や学費、教育支援など多岐にわたり意見を交わしました。教職員・学生ら24人が参加しました。

 たいら氏は、1年生から憲法ゼミに入り、学費引き下げやイラク戦争反対の活動をした学生時代を紹介。政治と金、原発再稼働などが問われる県議選で、西区から大軍拡反対、原発再稼働ストップで野党共闘を前に進めるのは、たいらだけと述べ、勝利への決意を訴えました。超党派の「たいらあやこと県政を変える市民の会」共同代表の近藤正道弁護士は、西区の共闘の発展を紹介し支援を訴えました。

 参加者から「電気代や物価高の中で、原発なしでも生活は大丈夫と言える展望は?」「学校給食費無償化、高校授業料無料化の公約に共感。実現する道は?」などの意見が出され、たいら氏は「電気使用量の10倍の潜在力がある自然エネルギーを生かし、地産地消の再生可能エネルギー普及を」「新潟市では予算の1%で、学校給食費無償化と子どもの医療費完全無料化が可能で、税金の使い方を変えます」などと答えました。

 たいら氏の恩師、成嶋隆新潟大学名誉教授が、ゼミナールの語源は「苗床」で、憲法ゼミから巣立った1人がたいら氏と紹介。県民代表として県議会に送ると同時に、新潟県の知性の集合体である新潟大学有志が政策面で支えていきたいと激励しました。(『しんぶん赤旗』2023年3月1日)