原発回帰の路線転換にノーを

長岡市で山添拓参院議員が遠藤れい子県議の再選の訴え

 新潟県長岡市の日本共産党は25日、山添拓参院議員を迎えた春のつどいを開き、県議選(長岡市・三島郡区、定数6)で遠藤れい子県議の再選で、岸田政権の原発再稼働と大軍拡路線に審判を下そうと訴えました。

 山添氏は、岸田政権の原発回帰の大転換は福島原発事故の教訓を忘れたものと批判。新潟県が設置した検証総括委員会が「東京電力の適格性」の検証を求めているのは当然と指摘して、不正やトラブル続きの東電に原発を運転する資格はない、柏崎刈羽原発NOの声を届ける遠藤氏の押し上げを訴え。岸田政権の大軍拡の危険を告発し、東アジアのすべての国を含む平和の枠組みをつくる党の外交ビジョンを語り、党躍進を呼びかけました。

 遠藤氏は、長岡赤十字病院の看護部長の経験を生かし、新型コロナ対策や医療・介護問題にとりくみ、長岡市のPCR検査センターの看護師確保に尽力したことから長岡市医師連盟からも推薦をいただいたと紹介。命と暮らしを守る税金の使い方に変え、原発再稼働を阻止するため、再度県議会へ押し上げてほしいと訴えました。

 長岡市議選(定数34)で現有2から3へ議席増を目指す笠井のりお(現)、はっとり耕一(前)、長坂まさし(新)の各予定候補も決意表明しました。(『しんぶん赤旗』2023年2月28日)