避難計画を見直せ

原発再稼働ストップ 金曜行動
集会で発言する参加者=26日、新潟駅前

 26日、なくそう原発・新潟市民ネットは新潟駅前で530回目の金曜行動を12人の参加でおこないました。

 集会では、21日の原発市民検証委員会のシンポジウムで、県「三つの検証」元委員の専門家から重要な発言があったと紹介。「原発の原子炉格納容器や建屋は建設時の耐震設計のまま補強されていない。今後もM7・6程度の大地震の恐れがある」(立石雅昭元技術委員)、「避難委員会では避難の際の被ばく量の検証はできなかった。住民一人ひとりが自ら避難経路など確認し、避難計画の課題を見てほしい」(大河陽子元避難委員)などの発言を紹介しました。

 「原発事故時に屋内退避が原則の避難計画は現実的でない」との指摘もありました。

 恒例の替え歌を歌ったあと、デモ行進しました。(2024年1月29日『しんぶん赤旗』)