「めっちゃうれしい」野菜に笑顔

新潟市で民青大学班が食料支援

 新潟県の日本民主青年同盟新潟大学学生班は10日、新潟市西区の新潟大学近くの施設で学生向け食料支援にとりくみました。大学周辺のアパートにいつもより多くのビラを配布したことで、初めて利用する1年生などが多く、この施設では最高の110人が利用しました。

 学生たちは、米2㌔やレトルトカレー、野菜ジュースや菓子などを選び、袋いっぱいに詰めて持ち帰りました。特にボランティアの男性が持ってきた家庭菜園の白菜と大根は、「買うと高いから白菜はめちゃうれしい」「今夜は鍋にします」と喜ばれ、すぐになくなりました。

 対話アンケートでは、「卵も買えなくなった」と物価高や、学費・奨学金の負担に多くの関心が寄せられました。「大学院に進学したいけど、奨学金返済の心配などがあり、親からは就職をしてほしいと言われている」と話す3年生もいました。

 また、「ガザ攻撃はすぐ中止してほしい。ウクライナの報道が少ないけど、そちらも心配」「岸田政権の政治とカネの問題はおかしい。しっかり説明と責任を取るべき」「資本主義には限界がある」などと話し、民青の活動に関心を示す学生もいました。(文は『しんぶん赤旗』2023年12月15日)