「社会を変える仲間になってください」

藤野比例予定候補が新潟市の「つどい」で訴え
党議席の値打ちを訴える藤野氏(正面右)=25日、新潟市

 日本共産党衆院北陸信越比例予定候補の藤野やすふみ前衆院議員は25~27日、新潟県内5カ所で開かれた集いに参加し、総選挙で市民と野党の共闘の要の共産党議席を奪還する決意と、この機会に入党して一緒に社会を変える仲間になってほしいと訴えました。

 藤野氏は、物価高の下で暮らしを守る政治の役割が求められているのに、岸田政権と悪政4党連合は悪法を次々と強行していると批判。マイナンバー保険証も原発汚染水の海洋放出もおおもとに、大企業のもうけ優先、原発推進があると批判。

 2021年総選挙で自公政治を転換する21項目の政策合意を4野党が結び、国会で64の法案と6回の予算組み替えを共同提案するまで発展した共闘と要の共産党を支配勢力が恐れたから、反共攻撃を強めていると指摘。市民と野党の共闘の再構築には共産党が強くなり躍進することが必要と訴えました。

 新潟市西区では「消費税を減税して大丈夫?」「イメージが悪い。党名を変えたら?」などの質問を受けて意見交換。地元支部の党員が「なぜ自分は党に入ったのか。今どんな思いなのか」を語り、対象者に「あなたに入ってほしい!」「私たち仲間と楽しく生きるってことなんだよ」と口々に訴える中で1人が入党を決意しました。

 ほかの集いでも、入党には至りませんでしたが、「政治に無関心だったが、戦争法で自分の子の将来を考え運動に参加した。市民目線で共産党を応援したい」「表立ってはできないが、支持を友人に広げるなどしたい」と話す参加者がいました。(2023年8月30日『しんぶん赤旗』)