紙智子参議院議員が上越市で党躍進を訴え

藤野やすふみ、平あや子両比例予定候補も
左から霜鳥栄之妙高市議、藤野氏、紙氏、平氏、馬場氏
紙智子参院議員

 日本共産党上越地区委員会と魚沼地区委員会は2日、来たる総選挙での勝利をめざす演説会を上越市で開きました。紙智子参院議員を弁士に招き、衆院北陸信越ブロック(定数10、1減)の藤野やすふみ(前)、平あや子(新)の両比例予定候補らが決意表明。「共産党を大きく伸ばし、政治を変える展望をご一緒に切り開こう」とアピールしました。

 藤野予定候補は、先の国会では原発推進5法(GX電源法)が成立し、新潟でも柏崎刈羽原発の再稼働が狙われていると指摘。国会議員在職中、誰よりも国会で原発問題を取り上げてきたと述べ、「総選挙で、原発ノーという審判を出しましょう」と語りました。

 平予定候補は、女性の低年金をはじめ職場や家庭で性別による役割分担を押し付けられ、苦しんでいる声を地域でたくさん聞いてきたと報告。「北陸信越から、ジェンダー不平等の政治と社会を変えよう」と訴えました。

 紙氏は、マイナンバー法や改悪入管法など、先の国会で岸田政権は国民の声を聞かず、日本維新の会なども一体になって悪法を次々強行採決したと批判。総選挙では、この政治を許すのかが問われると強調し、「平和と暮らし、人権を守るためにどうか日本共産党を大きく伸ばし、北陸信越での議席奪還を果たさせて下さい」と呼びかけました。

 市民連合・上越の片岡豊事務局長、馬場秀幸県議(無所属、党推薦)が来賓あいさつしました。衆院小選挙区の区割り変更で、次の衆院選から上越市と魚沼市は同じ選挙区になります。(『しんぶん赤旗』2023年7月3日)