戦争の準備でなく平和の準備を

「憲法9条を活かす東区の会」が訴え

 新潟市東区で3日、憲法9条を活かす東区の会が宣伝し、9人が参加しました。日本共産党の中村たけお衆院新潟1区予定候補もマイクを握り「戦争の準備よりも、憲法9条を生かして平和の準備を」と呼びかけました。

 中村氏は、岸田内閣は改造してもアメリカいいなりの政治は変わらず、5年で43兆円の大軍拡と敵基地攻撃能力の保有に突き進んでいると批判。軍拡は日本を守るどころか、日本を戦争に巻き込む道だと述べ、「子どもを持つ親として、戦争のない未来を守る」と決意を表明。G7広島サミットで核兵器廃絶に背を向けて核抑止力を訴えた岸田首相を許さず、唯一の被爆国として核兵器廃絶の先頭に立つ日本政府をつくろうと呼びかけました。

 参加者は、「5年で43兆円の大軍拡は、私たちの医療・福祉や暮らしの予算を削り、大増税に繋がる。戦争を回避する対話と外交の努力こそ必要。ASEAN(東南アジア友好条約)のアジアの平和を築く努力に学ぼう」「日本が朝鮮や中国、アジアを侵略した戦争の加害者だった反省から憲法9条が生まれたことを忘れず、平和を守るため9条を生かそう」などと訴えました。(2023年10月6日『しんぶん赤旗』)