終戦記念日 市民アクションが訴え
新潟県の「9条改憲NO!全国市民アクション@新潟」は15日、新潟市古町で終戦記念日の宣伝をしました。70人が「新たな戦前にさせない」「武力で平和はつくれない」などのプラカードを掲げ、高校生平和大使など9人がマイクを握り平和を訴えました。
今年の第26代高校生平和大使の手代木幸(てしろぎ・ゆき)さん(高校2年生)は、
広島・長崎の平和式典や原水爆禁止世界大会で多くの高校生と交流し、若者が平和を願い活動を続けることが核兵器も戦争もない平和な21世紀をつくる重要な第一歩だと思うと強調。22日には4年ぶりに国連欧州本部に高校生一万人署名を届けると報告。広島・長崎の市民の平和に対する行動力に学び平和に関心を持つ人を広げたいと訴えました。
県平和運動センターの齋藤悦男議長は、国策による戦争がアジア太平洋や国内に多大な被害を与えた反省から日本国憲法がつくられたが、岸田政権が再び戦争への道を進もうとしており、絶対に許さない決意を固めようと呼びかけました。
県労連の寺崎洋子議長は、日本は78年間、侵略戦争の責任を誰もとらず、近隣諸国に謝罪もしない責任を取らない国になっていると批判。原発、新型コロナ、マイナンバーも責任を取らず国民に犠牲を押し付ける政治を変えようと訴えました。(『しんぶん赤旗』2023年8月19日)