藤野さんの議席を取り戻そう

共産党が北陸信越ブロックでいっせい宣伝
右から中村、平の各氏

 北陸信越ブロックいっせい宣伝で18日朝、新潟駅前で、日本共産党衆院北陸信越比例候補の平あや子元新潟市議、衆院新潟1区の中村たけお候補らが、「共産党躍進で最低賃金引き上げ、ジェンダー平等を実現しよう」などと訴えました。

 平氏は、物価高騰の一方で、労働者の賃金は30年間上がらず生活を苦しめていると指摘。新潟県の最低賃金を時給931円にする答申では物価高に追い付かず、人間らしく働き暮らすためには時給1500円以上が必要と強調。欧米は政治の力で時給1500円以上を実現していると紹介し、コロナ禍でもうけを増やし500兆円を超える大企業の内部留保に課税して最賃引き上げの財源をつくる共産党を伸ばそうと呼びかけました。また、女性の低年金の背景には男女の賃金格差や出産、親の介護のための雇用の中断があり、北陸信越からジェンダー平等を切り開く党の議席が必要と訴えました。

 中村氏は、岸田政権の大軍拡は、戦争の危険を増やし、社会保障や生活の予算を削る道だと批判。軍拡と核兵器に固執するアメリカいいなり政治を変え、戦争にさせない政治をつくろうと訴えました。福島原発事故を忘れた原発再稼働推進を許さず、再生可能エネルギーの普及へ大転換するため、原発マネーを1円も受け取らない共産党を伸ばして原発ゼロの社会をつくろうと呼びかけました。(『しんぶん赤旗』2023年8月19日)