平和願い会場一体
新潟県音楽9条の会がコンサート
新潟県音楽九条の会は21日、新潟市東区プラザでコンサートを開催しました。約200人が参加し、民謡、クラシック、フォルクローレ、フォークなどさまざまな音楽に耳を傾けました。
音楽九条の会の合唱団「ピース9」は老眼、物忘れ、体力減退にも負けず、うたで闘いを励ましていく決意の歌「底力のタンゴ」を一曲目に演奏。説得力ある歌唱に会場に笑いが広がりました。続く「青い空は」では涙を拭う人の姿もありました。
初参加の、まきおやこ劇場「ぞうれっしゃがやってきた」合唱団は、全国で2頭だけ戦争を生き延びた名古屋の東山動物園の象についての組曲を演奏。象が動物園に来た場面や戦後生き残った象に子どもたちが出会う場面ではリラックスして会場が沸き、戦争中の厳しい場面では息をのみ聞き入り、一曲一曲に拍手がおきました。アンコールの「平和のベル」では会場一体となり、手話も交えた歌声が響きました。(2024年4月25日『しんぶん赤旗』)