政治に春を　総選挙躍進へ集い

井上さとし参院議員が見附市、柏崎市で訴え

　日本共産党の井上哲士参院議員は24日、新潟県柏崎市と見附市の党と後援会の集いに参加し、「裏金政治を終わらせ、原発再稼働を許さないため、衆院北陸信越比例の藤野やすふみ候補の議席を奪還して、政治の春を迎えよう」と訴えました。

　井上氏は、「しんぶん赤旗」スクープから裏金問題が国民の怒りを広げ自民党を追い詰めていると指摘。自らも質問に立った衆参の政治倫理審査会で安倍派幹部らが「知らない」と逃げ回ったことに、国民から「納得できない」との声が広がっていることを示し、「うそがつけない証人喚問に呼び、いつ誰が何のために始めたのか、選挙に使われていたのではないかを明らかにすることが必要だ」と強調しました。

　金で政治をゆがめる最大の問題が原発だと強調。能登半島地震では想定を大きく超える揺れと隆起が起き、志賀原発で変圧器の油漏れや外部電力喪失など重大トラブルが発生し、避難も屋内退避もできない問題が明らかになったと指摘。しかし国は柏崎刈羽原発の再稼働に前のめりで、経済産業大臣が新潟県知事に直接再稼働を要請もしたと批判。党派を超えて原発ゼロと再生可能エネルギー普及を実現しようと訴えました。

　藤野やすふみ、平あや子両衆院北陸信越比例予定候補のビデオメッセージが紹介されました。（2024年3月26日『しんぶん赤旗』）