12月8日「赤紙」配り反戦訴え

  新潟県母親大会連絡会と憲法を守る新潟県共同センターは、新潟市で「12・8平和を守る母親連鎖行動」にとりくみ50人が参加しました。「赤紙」と日本国憲法前文・第9条を紹介したチラシを配り、「ガザ攻撃中止。戦争にさせない平和外交を」と訴えました。

 マイクを握った連絡会の寺崎洋子さんは、多くの人々を犠牲にした戦争を二度と起こさせない決意を訴え。日本母親大会で室蘭工業大学の清末愛砂教授が訴えた、憲法前文の平和的生存権と第9条、第24条のトライアングルの大切さを紹介しました。

 参加者は「旧満州からの引き揚げ時に弟と父が餓死した。戦後も12万人もの戦災孤児など苦難が続いた。戦争は嫌だと声を上げよう」「核兵器禁止条約第2回締約国会議が開かれ、核抑止からの脱却を訴えた。被爆国日本が会議に参加せず、条約批准を拒否していることは世界に恥ずべきこと。日本はただちに条約を批准し、世界の平和外交に貢献を」などと訴えました。(文は『しんぶん赤旗』2023年12月12日)