「池内報告」を紹介
11月24日の金曜行動で
24日、なくそう原発・新潟市民ネットが雨の中、新潟駅前で524回目の金曜行動をおこない10人が参加しました。
集会では、県検証総括委員会の池内了前委員長が「三つの検証」を独自に考察した「池内特別検証報告」を発表したことを紹介し、「東京電力だけでなく県知事や裁判所の適格性も指摘している。花角英世知事は原発を検証する専門家を解任し、事務官だけで総括報告をまとめた。県民の安全を守る知事としては不適格だ」と発言し、池内特別報告を多くの県民に読んでほしいと訴えがありました。
また、別の原発宣伝で声をかけてきた柏崎刈羽原発で働いていた男性が、放射線管理手帳を見せて「何も書いてないでしょ。東電が全く管理していなかった証拠。ID不正利用だけでなく金属探知機の検査も不十分だ」と告発したことを紹介し、「薬物陽性反応が出た社員を重要設備のある防護区域に通したことも明らかとなり、核物質防護にずさんな体質は全く変わっていない」と批判する発言もありました。
参加者は恒例の替え歌を歌い、デモ行進に出発しました。(2023年11月27日『しんぶん赤旗』)