北陸信越ブロック 党議席奪還へ

党新潟地区委員会が決起集会
議席奪還への決意を示す(前列左から)藤野、中村の両氏ら=14日、新潟市

 新潟県の日本共産党新潟地区委員会と後援会は13、14の両日、新潟市の3カ所で、藤野やすふみ衆院北陸信越比例予定候補を迎えた学習決起集会を開きました。総選挙で北陸信越ブロックの議席を必ず奪還するため、強く大きな党をつくろうと決意を固めました。中村たけお衆院新潟1区予定候補も決意表明しました。

 藤野氏は、物価高が暮らしを直撃し、若者が将来に希望をもてない中で、党は国民に希望を届け一緒に政治を変えようと訴えていると強調。党が30年来の経済停滞の根本を転換してこそ希望が見えると提案した「経済再生プラン」、党の平和外交政策が9月の二つの国際会議で響き合ったことなどを紹介。経済でも外交でも希望を届ける党、市民と野党の共闘の要の党の議席を北陸信越で奪還することは、政治の逆流を押し返し、新しい政治を開く最大の推進力になると述べ、党建設の大運動と議席奪還への決意を訴えました。

 支部や地域から「食料自給率を投げ捨て日本の農業を破壊した自民党農政に怒りが広がっている。猛暑が続く不安もあり、農業再生と気候危機打開を提案する共産党を伸ばさないと希望は示せない」「学校給食無償化、秋葉区に児童館設置の署名運動は、今まで接点のなかった子育て世代や幅広い市民に共感を広げている。要求運動と党の提案が響き合った時、社会は変えられます」など決意表明がありました。

 田中真一地区委員長は行動提起で、国民が希望をもてる新しい政治を切り開くチャンスとして大攻勢をかけ、北陸信越の藤野氏の議席奪還のカギを握る党員拡大と党建設の前進へ、すべての支部と党員、後援会が新しい「踏み切り」に挑戦しようと呼びかけました。(2023年10月17日『しんぶん赤旗』)