「廃炉しかない」

なくそう原発・新潟市民ネットが510回目の行動
デモ行進に出発する参加者

 なくそう原発・新潟市民ネットが新潟駅前で510回目の金曜行動をおこない、11人が参加しました。

 集会では「東京電力が失敗続きで『東電に原発を運転させられない』との声が高まっている。東電に原発運転の能力も資格もないが、ほかの電力会社が運転しても大雪では避難できず、豆腐のようにやわらかい地盤の上に建つ柏崎刈羽原発の危険は変わらない。県民の命と安全を守るには廃炉しかない」「東電新潟本社に福島原発事故の汚染水放出をやめるよう申し入れたら、担当者が『福島の復興のため、廃炉作業の妨げになる処理水タンクの増加をとめる必要があり、安全な濃度に薄めて海洋放出することが地域の振興につながる』と答え、驚いた。福島の人をさらに傷つける汚染水放出に反対しよう」などと訴えました。

 事務局から9月日に新潟県柏崎市で開く「なくそテ原発2023柏崎大集会」を1千人規模で成功させようと呼びかけがありました。

 参加者は恒例の替え歌を歌い、デモ行進に出発しました。(『しんぶん赤旗』2023年8月21日)