共産党議席奪還必ず
藤野やすふみ・平あや子両比例予定候補が新潟県を縦断
日本共産党の衆院北陸信越比例予定候補の藤野やすふみ前衆院議員と平あや子氏は7月29、30の両日、新潟県をキャラバンで縦断し、「国民が希望をもてる新しい政治を切り開く日本共産党の議席奪還、躍進を勝ち取らせてください」と訴えました。
南魚沼市で開かれた集いには予定を超える23人が参加しました。
藤野氏は、マイナンバー保険証や物価高と暮らし、原発や大軍拡などの問題を指摘し、財界のもうけ優先、アメリカいいなりの「二つのゆがみ」にメスを入れる共産党が伸びることが政治を変える力になると話しました。
二つのゆがみにメスを入れれば、どんな希望が生まれるか有権者に伝えることが大切と強調。2021年総選挙で野党4党が辺野古新基地中止や核兵器禁止条約批准、消費税減税と富裕層に応分の負担、脱原発など20項目を政策合意し、国会で64本の法案と6回の予算組み替えを共同提案して、古い政治を変える希望を示した市民と野党の共闘の実例を紹介し、共産党の躍進が新しい政治の推進力になると訴えました。
平氏は、子育てと仕事が両立でき、男女の賃金格差をなくすジェンダー平等の社会の実現へ比例2議席に挑戦する決意を語りました。
参加者から、「特養老人ホームでは利用者の通院補助のため保険証を預かるが、マイナ保険証は暗証番号が必要で数十人分も管理はできないと悲鳴があがっている」「自分の個人情報が管理、利用される危険をもっと明らかにして」など保険証廃止、マイナンバーカードへの不安が出されました。
平氏は、金沢市内で病院職員と懇談した際に、紙の保険証なら数秒で済む診療受付が、マイナ保険証だと時間がかかり窓口で渋滞が起きたり、保険証資格を確認できずに10割自己負担となる事例も出たりして医療機関が混乱・疲弊している話があったと紹介。「何よりも別人の情報で間違った治療をする命の危険が生まれます。紙の保険証廃止は中止させましょう」と訴えると、「そうだ」と大きな拍手が起きました。
藤野氏は、マイナ問題の根本は、個人情報を「保護よりも活用する」政治が続いてきた結果、29もの個人情報がひも付けされ問題を引き起こしていると指摘し、個人情報保護の徹底を一貫して求めてきた共産党の躍進こそ必要だと訴えました。
「小学5年生の孫が『自衛隊に入ると戦争に行くの?私も行かないといけないの?』と不安を話してきた。連日テレビで戦場の映像を見てショックを受けている」という意見に、藤野氏は、街頭宣伝でも中学生や高校生が一番真剣に聞いていて自分たちが当事者だと不安に感じていると実感すると述べ、徴兵制を禁じる憲法の改悪や自治体を戦争に動員する動きを許さず、戦争におびえずにすむ社会にする決意を話しました。
新潟市東区、江南区の街頭演説では、衆院新潟1区の中村たけお予定候補もマイクを握り訴えました。(『しんぶん赤旗』2023年8月1日)