悪政を止め 希望のある日本に

衆院比例たいらあやこ氏、新潟1区中村たけお氏
左から中村氏、たいら氏、樋渡氏

 日本共産党新潟県委員会は12日、新潟県庁で記者会見し、衆院比例北陸信越ブロックに元新潟市議の、たいらあやこ氏(43)、新潟1区に新潟地区青年学生部長の中村たけお氏(48)を党公認で擁立すると発表しました。

 たいら氏は、総選挙の最大の争点は、岸田政権の進める敵基地攻撃能力保有と大軍拡を許すのかだと指摘し、米国の軍事戦略に日本を組みこむ危険を告発し、東アジアに平和を築く外交ビジョンを提案する日本共産党の値打ちを訴えました。

 原発推進法の強行と再稼働圧力を許さないため、全国で最も原発が集中する北陸信越5県から藤野やすふみ前衆院議員の議席を奪還する決意を訴えました。

 中村氏は、憲法9条をもつ国として対話と外交で戦争をさける努力をすることが政治の責任と述べ、平和と民主主義、命と暮らしを守るために日本共産党という選択肢を有権者の皆さんに示し、いまの政治の流れを変える決意を訴えました。

 樋渡士自夫県委員長は、比例で党議席回復と小選挙区で野党共闘の勝利の二つが共産党の目標と強調し、小選挙区に候補がいないと宣伝カーも出せないなど選挙制度の制限があるため小選挙区は一つ以上で候補を擁立することにした経過を説明。17日(土)午後1時30分から新潟市伊勢丹脇で小池晃書記局長を招いた緊急街頭宣伝をおこない、藤野、たいら、中村の各候補も訴えることを紹介しました。(2023年6月14日『しんぶん赤旗』)