市民から要望が次々と
上越市で「市政と県政を語る会」
新潟県上越市で25日夜、日本共産党市議団主催の「市政と県政を語る会」が開かれ約20人が参加しました。党市議団は毎回、市議会前に市民の意見や要望を聞くことを中心に開き市議会に反映してきましたが、新型コロナ感染症の関係で数年ぶりの開催です。橋爪法一、上野公悦、平良木哲也の各市議と4月の県議選で初当選した馬場秀幸県議(無所属)が出席し、参加者から次々と要望が出され活発な集いとなりました。
参加者は「このままでは街中でも買い物難民が出る。デマンドバスを走らせてほしい」「介護保険の要介護1と2を保険対象外にして、市の総合事業に移行しようとしている。これに上越市がいち早く手をあげるのは問題ではないか」「市内の公園に大人たちが体を鍛えられるロッキングボードなど施設を設置してほしい」などの要望が上がりました。
また、「並行在来線の経営は大変厳しい。高校生の大事な通学の足なので対策を」「県立病院の医師不足は深刻。地域医療を守ってほしい」「市内を流れる河川の洪水防止対策が重要だ。中洲の泥や砂利の撤去、雑木処理などをやってほしい」など、市政と県政双方にまたがる問題でこれまでにない意見交換ができました。馬場県議が加わったこともあって、たびたび笑いや拍手も起きました。(2023年5月27日『しんぶん赤旗』)