新潟市北区で民青が食料支援

新潟医療福祉大学の学生が利用

 日本民主青年同盟新潟県委員会は5日、新潟市北区で新潟医療福祉大学の学生向け食料支援にとりくみ、37人の学生が利用しました。同大学向けは2回目です。

 会場には米2㌔や野菜、レトルト食品や缶詰、日用品などが並べられ、訪れた学生たちは「こんなにたくさん、いろいろもらえるとは思わなかった」と感激し、選んだ食品を袋いっぱいに詰めて持ち帰りました。

 アンケート対話では「物価高を実感」「学費は高い」との声が多く出され、日本の学費が世界と比べても異常に高いことを伝えると、「せめて世界と同じ程度に学費は安くできないのか」「奨学金を借りているので将来返せるか不安」など対話が広がり、民青の学費値下げを求める署名活動にも多くの共感が寄せられました。

 「社会保障・福祉の削減」「格差と貧困」「ジェンダー平等」への関心も多くありました。

 小林雄太県委員長は、「高すぎる学費や奨学金返済への不安の声が共通して出され、学費値下げなどの要求実現が強く求められていると実感しました。今回はバイトと学業で忙しい1・2年生は利用しづらかったとの声もあったので引き続き開催を考えたい」と話しました。(2022年11月9日『しんぶん赤旗』)