先人の教え礎に活動
新潟市で解放運動戦士追悼会
第22回新潟県解放運動戦士追悼会が10月29日、新潟市の解放運動記念公園で開かれ、23名が新たに顕彰されました。遺族や各団体・政党の代表、国会議員や新潟市議ら約50人が参加し、献花しました。
日本共産党、社会民主党、新社会党、緑・にいがたの代表、立憲民主党の西村智奈美、菊田真紀子、米山隆一の各衆院議員、打越さく良参院議員らが、あいさつし、梅谷守衆院議員がメッセージを寄せました。
同実行委員会の竹内功会長(新潟市議)は、風間作一郎・前会長が今年6月に亡くなられたことにも触れ、今後も先人の教えを礎にして活動していきたいと決意を述べました。
日本共産党の樋渡士自夫県委員長は、追悼会再開は、市民と野党の共闘とともに歩み、先の新潟市長選は共産党の推す候補が野党統一候補としてたたかう新しい選挙となり、「対案を示し民主主義を守った」「若者の応援団が広がった」など今後の共闘につながるたたかいだったと述べました。
遺族を代表して故渡邉金一さんの妻、みどりさんがあいさつし「銀行員の権利と生活を守る活動に一途に取り組み、地域の文化活動にも熱心でした。母親の看病と結婚を目前に思想弾圧で不当転勤を受けた際も、仲間と連帯し闘いました。オール見附の発足など市民と野党の共闘の実現を本当にうれしがっていました。亡き夫に恥じぬ生き方をしていきたい」と話しました。(2022年11月2日『しんぶん赤旗』)