高等特別支援学校に通学バスの運行を

新潟県教委に保護者が要請
県担当者に要請する保護者らと馬場県議(左から4人目)と武田市議(左から2番目)=9日、新潟市

 障害をもつ中学生の保護者が9日、新潟県教育委員会に対して、県立西蒲高等特別支援学校にも通学バスを運行するよう要請しました。馬場秀幸県議(無所属)と日本共産党の武田勝利新潟市議が同席しました。

 新潟市西蒲区にある市立西特別支援学校には、西区や南区の小中学生も市の通学バスで通学しています。高校生になると隣接する県立西蒲特別支援学校へ進学しますが通学バスがないため、単独通学が困難な生徒は、保護者の車で送迎か、保護者の自主運営バス(南区)を利用するしかなく、保護者は「子どもが高校生になったら仕事をやめるか進学をあきらめるか」選択を強いられてきました。

 西区に住む中学1年生の母親の齋藤真由美さんは、「学校まで車で45分と遠いですが、今は通学バスがあるから送迎の負担がなく、短時間でも非常勤の仕事ができます。重度の知的障害があっても学び成長できる選択肢を、通学手段であきらめることがないようにしてほしい」と訴えました。

 県の担当者は、高校だけでなく市立の保護者からも要望が出されたこともあり、新潟市と通学バスの共同利用ができないか協議を始めたと回答しました。

 齋藤さんは、「長年動かなかった要望が前進する可能性が出てきた。知らせを待つ多くの保護者に伝えて、さらに声を上げたい」と話しました。(文は2026年3月14日『しんぶん赤旗』、写真は伊藤誠記者)

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