党の議席を県議会に
遠藤れい子前県議 吉良氏迎えスタートフェス

新潟県長岡市で22日、2027年統一地方選の県議選(長岡市・三島郡区)で日本共産党の遠藤れい子前県議の議席奪還、空白克服をめざす「スタートフェス」が開かれました。吉良よし子参院議員が参加し、「命と暮らしを守る希望ある政治を、遠藤さんとともに切り開こう」と訴えました。主催は同実行委員会。
吉良氏は、21日に花角英世県知事が東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を「容認」する判断をしたことは、「福島原発事故や能登半島地震を経験から、6割の県民が再稼働に反対している声に応えない判断で撤回すべき」と批判。知事が「県民に信を問う」と公約したのに県議会に諮るだけと決めたのは、「県民投票や知事選を期待した県民を裏切るもの」で、怒りの声を上げようと呼びかけました。
「遠藤さんは長岡赤十字病院の看護部長、副院長を勤めた医療のエキスパート」と紹介。いま医療機関は経営危機で、国の財政支援と診療報酬の大幅引き上げが必要と述べ、OTC類似薬の保険外し阻止など「命を守れの声を遠藤さんに託してほしい」と訴えました。
遠藤氏は「14万3196筆を集めた県民投票条例案を否決しながら、知事と県議会だけで再稼働を決めるのは許さない」「職員の給料も上げられない悲痛の声に応えて医療・介護を守る」と決意表明しました。(2025年11月25日『しんぶん赤旗』)
