日米豪共同訓練ノー
上越市で県民集会開く

新潟県の関山演習場(上越市・妙高市)を主体に16~24日で実施予定の陸上自衛隊と米豪軍の共同実働訓練に反対する県民集会が15日、上越市の陸自高田駐屯地近くで行われ、160人が参加しました。県内の政党・団体代表らが「戦争国家へ突き進む動きにノーの声を上げよう」などと訴え、集会後にデモ行進しました。
主催した戦争法廃止総がかり行動in新潟実行委員会の片岡豊代表は、権力争いで政治が停滞する中でも、自衛隊が米軍や他国軍と一体となるための共同訓練は全国各地で行われていると指摘。「滅びの道を進んだ過ちを繰り返さないために、戦争国家づくりの一つひとつの動きに反対の声を上げよう」と呼びかけました。
日本共産党、立憲民主党、社会民主党、新社会党、緑・にいがたの各代表があいさつし、共産党上越地区委員会の橋爪法一委員長・上越市議は、「憲法違反の実働訓練に反対し、戦争のための準備ではなく平和のための対話・外交を進めるべき」との集会アピール文に賛同すると述べ、「集団的自衛権を行使する準備は絶対に許さないという国民の声を堂々と示そう」と訴えました。(2025年9月17日『しんぶん赤旗』)