新潟空港を軍事に使うな　日米豪訓練中止を

市民アクションが抗議宣伝

　９条改憲ＮＯ！全国市民アクション＠新潟は１３日、新潟市東区で、日米豪実動訓練と新潟空港使用に反対する抗議宣伝を行いました。５０人以上の参加者が横断幕などを掲げ、「新潟空港の軍事利用を許すな。県民の安心・安全最優先で訓練中止を」などと訴えました。

　同訓練は１６～２４日に新潟県関山演習場（上越市、妙高市）を主体に実弾射撃訓練などを行い、豪軍の人員・装備品輸送のため１３日から新潟空港を使用する予定です。

　憲法共同センターの寺崎洋子共同代表は、同訓練は日本の自衛隊と豪軍による共同軍事行動を強化するための日豪円滑化協定にもとづき、豪軍が初めて日本で行う軍事行動で、返還後の新潟空港を外国軍が軍事利用することも初めてだと述べ、「憲法９条に明確に反する共同訓練は認められない」と中止を求めました。防衛省新潟防衛事務所に対して訓練中止の要請をしたが、「県民の安心・安全の確保」よりも米・豪軍の安全を優先する回答を繰り返したと批判し、日本国内を外国軍が自由に利用する事態を阻止するため、声を上げようと訴えました。

　日本共産党新潟市議団も参加し、訴えました。（2025年9月14日『しんぶん赤旗』）