参政党代表の女性蔑視発言に抗議
産む・産まないの差別に怒り表明

参政党の神谷宗幣代表が参院選公示日の第一声で行った女性蔑視発言に抗議する全国いっせいアクション。新潟県では11日、新潟、長岡、三条、十日町、柏崎の5市で実施。新潟市では25人が参加して「#女の価値を産む産まないで決めるな‼」などの横断幕やプラカードを掲げ訴えました。
マイクを握った参加者は、「神谷発言は、女性を人格のある個人として尊重せず、その生殖器官を国家の道具のように考え、女の価値を産むか産まないかで差別するもの。満身の怒りを表明します」「大学に行かず子どもを産んだら国が経済支援するという発言は、『稼ぐのは男の役割。家事・育児は女の役割』と押しつけるもの。仕事や子育てなど自分で選び輝ける社会こそ大切」などと訴えました。
新潟市の74歳女性は、「女性や個人の人権をないがしろにする暴言で許せないと怒りをもって参加した」と話しました。(2025年7月12日『しんぶん赤旗』)