「くらし守れ」の声に応えて 責任ある財源示す
長岡市で井上さとし氏が訴え

新潟県の日本共産党中越地区委員会は26日、長岡市で井上さとし参院議員・比例予定候補を迎え演説会を開きました。井上氏は、「物価高から暮らしを守る」が参院選の焦点で、消費税減税へ責任ある財源を示す唯一の党、日本共産党を伸ばしてほしいと訴えました。
井上氏は、衆院で与党少数となり、国民の声が政治を変えるチャンスが生まれていると指摘。がん患者や国民の怒りの声が、高額療養費の上限引き上げを凍結させたと強調し、参院選の党躍進により断念に追い込もうと訴えました。
党の要求対話アンケートには、「こんなに未来を描けない国になるとは思わなかった」など暮らしに不安の声が多数あると紹介。消費税減税が焦点になる中で、借金で実施と言う他党と違い、11兆円もの大企業減税の穴埋めに消費税収が使われてきた税制を見直して財源をつくる共産党の提案こそ、本気で消費税減税を実行できると強調しました。
暮らしを守る政治ができない根本に、企業献金で政治をゆがめてきた自民党政治があると批判。原発関連企業から11年間で76億円も献金を受け取り、原発最大活用へ大転換するなど政治をゆがめてきたと述べ、企業・団体献金を一円も受け取らず全面禁止を求める共産党を伸ばし、国民の声で動く政治をつくろうと訴えました。(2025年4月29日『しんぶん赤旗』)