再稼働問う県民投票を
柏崎刈羽原発めぐりアピール

新潟県の柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票の条例制定を目指し、8日~14日に県内7地域でスタンディング宣伝を行いました。16日~18日に開催する臨時県議会は、14万3千筆以上の県民の意思を尊重して、県民投票の実施を決定してほしいと訴えました。
加茂市では、3回のスタンディングに取り組みました。「県民投票で決める会・加茂」の鶴巻大陸さん(84)は、直接請求署名では「何かあったら、住み続けられない」など原発への心配の声が多数あったと指摘。経済3団体のトップが相次ぎ来県して再稼働圧力を強めているが、県議会は党議拘束をせず、県議一人ひとりが自分や家族の将来を考えて県民投票への賛否を決めてほしいと話しました。
70代女性は、町内の顔役が先頭に署名を集めるなど今までにない運動に広がったと述べ、巻原発建設の賛否を問う住民投票を実施した歴史がある新潟県でこそ、県民投票を実現してほしいと話しました。(2025年4月16日『しんぶん赤旗』)