地域医療の要を必ず守る

阿賀町議選 15日告示、20日投票
いりくら政盛

 新潟県阿賀町議選(定数12)が15日告示(20日投票)されます。日本共産党は現職の、いりくら政盛氏(76)が、現有1議席確保へ奮闘しています。2人超過の激戦の様相です。

 いりくら氏は、町民の願いを粘り強く議会で取り上げ、▽2014年から求めてきた学校給食無償化は23年に完全実施▽町営住宅の家賃減免▽避難所になる小中学校体育館に冷房設置―などを実現してきました。

 3月議会では、災害救助法が適用された今冬の豪雪に対して、支援対象世帯の拡充や降雪量に応じた支援増額を求め、町長から前向きな回答を引き出しました。基本報酬引き下げで大打撃を受けている訪問介護事業者への町独自の支援策を求め、補正予算に町独自の支援が計上されました。

 面積が佐渡島よりも広く、近くの病院まで25㌔以上ある阿賀町にとって、県立津川病院は救急や休日診療、在宅医療・介護の拠点となる命綱です。県が検討するへき地病院の機能縮小を許さず、国の社会保障削減政策を転換し、診療報酬引き上げ、医師確保に国や県が責任をもつよう求める共産党の議席でこそ、津川病院を守り抜けると訴えます。(2025年4月8日『しんぶん赤旗』)