「低賃金では将来が不安」
新発田市で高校生に向け宣伝

新潟県の日本共産党は、日本民主青年同盟(民青)とともに毎月、地区ごとに青年対話宣伝に取り組んでいます。20日は、党下越地区委員会が新発田市の新発田駅前で、高校生向けシールアンケート対話に取り組み、30分で8人の高校生と対話しました。
「あなたの願いを聞かせて」の呼びかけに、高校生は、「物価高対策」「最低賃金1500円」などにシールを貼りました。
「最賃引き上げ」を選んだ高校生は、「大学進学や就職した時に安い賃金では生活できず心配」と話しました。参加者が、「日本は先進国の中でも最賃が低すぎる。イギリスなどは時給2000円以上なんだよ」と紹介すると驚き、「税金を投入して中小企業などの賃金上げを応援する政治が必要だよね」と話すと、「それは良いですね」と強く共感していました。
「学費値下げ」を選んだ高校生は、「少子化と言われているのに、将来にわたって奨学金返済などの負担がある仕組みでは、悪影響だと思う」と話しました。
民青のよびかけ文を読んだ高校生は、特に「大企業優先、アメリカいいなりの二つのゆがみを正す」に共感を示しました。(2025年2月22日『しんぶん赤旗』)