原発再稼働は県民が判断
「県民投票で決める会」が交流 津南町は署名が有権者の1割強
新潟県の「県民投票で決める会」は11月30日、新潟市で地域代表者会議を開きました。柏崎刈羽原発再稼働の是非を問う県民投票の実現に向けた直接請求署名の経験を交流。原発に賛成、反対を問わず「再稼働の判断は県民で決めよう」という運動への賛同の広がり、楽しく元気な取り組みが交流されました。
津南町では、署名を集める受任者が90人に広がり、署名数は有権者の1割を超えました。「原発から50㌔離れているが、事故が起きれば無関係ではない。自分事として原発・エネルギー問題を考えるきっかけにしたい」と発言しました。
新潟市北区からは、「私は毎日10筆集めてから帰宅している」と発言。地域の企業に「従業員に説明させてほしい」とお願いして訪問しています。「俺は自民党だけど協力するよ」と話す社長もいて、動けば動いただけ成果が出ると話しました。
新潟大学では、学生・教員有志がオリジナルポスターを作成し、学内で芋煮会や焼き芋会を開いて学生に署名を紹介。県内に住民票がある学生はほぼ応じてくれ、取り組んだ学生は「楽しくて仕方ない」と話しています。
12月28日まで20万筆の目標達成へ、さらに受任者も署名も広げようと確認されました。
問い合わせは025(378)1500か、https://www.kenmintouhyou.netまで。(2024年12月3日『しんぶん赤旗』)