「税金は軍事費より生活に」が共感

新潟駅前演説 足止め聞き入る聴衆
田村委員長、藤野候補、中村候補の訴えを聞く人たち=17日、新潟駅前

 田村智子委員長を迎え、17日に新潟駅前で開かれた日本共産党の街頭演説。総選挙の衆院比例北陸信越ブロック(定数10、1減)で藤野やすふみ候補=元=の議席奪還を訴える田村氏らの演説に青年層はじめ多くの市民が足を止め、聴き入るなど注目を集めました。

 ○…同市中央区の女性(25)は「田村さんの力強い訴えに元気がもらえた。共産党は裏金や桜を見る会などを追及するクリーンな政治をする党だと思う。日本の学費が高すぎるからドイツの大学に留学したので、後輩たちのためにも学費半額はぜひ実現してほしい」と期待を寄せました。

 ○…同市西区の男性(38)は「高齢者と若者を対立させる風潮があるが、介護や高齢者支援を充実してこそ若者の負担が減ると思う。『軍事費より生活に税金を回せ』という訴えも共感できた」と話していました。

 ○…中央区の30代女性は、田村氏の演説を聴き「選択的夫婦別姓は、実現してほしい。石破さんは総裁選での発言がウソだったかのように自民党に染まっており、そこを指摘したのも良かった」と振り返りました。

 ○…西区の女性(76)は「知り合いは皆、足元のくらしが大変だと困っているのに、政府は原発再稼働などをごり押ししようとしている。演説を聴いて、能登支援や原発ゼロに頑張る藤野さんを当選させたいと思った」と語りました。(2024年10月19日「しんぶん赤旗」)