悪政もとから変える

阿賀野市 井上さとし参院議員迎え演説会
選挙勝利へ決意を固める(右から)みやわき、井上、松崎、清水の各氏=28日、阿賀野市

 新潟県阿賀野市の日本共産党は9月28日、井上哲士参院議員を迎えた演説会を開きました。井上氏は「日本共産党を伸ばすことが、自民党の悪政をもとから変える確かな力」と述べ、総選挙で比例北陸信越の議席奪還と、10月20日告示(27日投票、定数16)の阿賀野市議選で現有3議席を確保するための支援を訴えました。

 井上氏は、二つの選挙で、裏金でゆがめる政治をやめて、住民の願いで動く政治に変えようと訴え。共産党は一貫して企業・団体献金の禁止を求め、国民に依拠した財政活動をしているから、住民の願いが実現するまでとことん頑張れると強調。29年かけて子どもの医療費を高校卒業まで完全無料を実現させた党市議団の値打ちを訴えました。

 党の経済再生プランや、軍拡でなく戦争にさせない平和外交などを紹介し、政治を変える歴史的チャンスに共産党を伸ばしてほしいと呼びかけました。

 市議予定候補は、「市民と毎年、市に要請して、小中学校にエアコン設置や補聴器購入助成を実現」(みわやき雅夫・現)。「農業問題を毎議会質問し、農被害への支援など実現。ミサイルより米や食料に予算を」(松崎よしつぐ・現)。「あがの市民病院の救急医療の復活を。学校給食費を完全無料へ」(清水ひろえい・新)など決意を訴えました。(2024年10月1日『しんぶん赤旗』)