被爆証言 若者に継ぐ
新潟平和の波行動
新潟平和の波行動実行委員会は9日、新潟市役所前で宣伝しました。リレートークで核兵器も戦争もない日本と世界をつくろうと訴えました。
赤井純治代表は、原爆投下目標の4都市の一つだった新潟市が、核廃絶へ先頭に立つべきだと訴え。核兵器が使われる危険が高まる今、広く平和の声を上げようと述べ、平和のメッセージ短冊をつけた折り鶴をドアノブに飾る行動や署名への協力を呼びかけました。
リレートークでは、市役所庁舎で今年初めて実現した「新潟と原爆特別展」を見た市民の「原爆はあまり知らなかったけど、二度とあってならないと思った」(小学生)、「幼子を背負い焼き場に立つ少年の写真に心が痛んだ。次の世代に語り継がねば」などの感想も紹介されました。大学生は「被爆体験画や証言を聞き、核兵器の恐ろしさを実感した。若い人が核兵器を無くす意思表示をすることが核廃絶の一歩になる」とメッセージで訴えました。(2024年8月12日『しんぶん赤旗』)