金曜行動12年

延べ9500人超が参加 訴えこれからも
デモ行進する参加者=26日、新潟駅前

 なくそう原発・新潟市民ネットが毎週、新潟駅前でおこなってきた金曜行動が12周年を迎えました。26日のメモリアル行動、第553回目には25人が参加しました。集会では、柏崎刈羽原発の再稼働に前のめりの国や東京電力に対し、再稼働反対の声を広げ、原発の危険におびえる必要のない安全な日本をつくろうと訴えました。

 司会は、新潟駅前の金曜行動には述べ9500人を超える参加があったと紹介。中高生に向けて「皆さんが生まれた頃に起きた福島原発事故のことを、ご両親などに聞いて原発の危険を知ってほしい。原発のない安心の日本を一緒につくりましょう」と呼びかけました。

 参加者は、「日本には再生可能エネルギーの大きな潜在的可能性がある。原発ゼロを決断して、安心・安全な再エネ普及を進めよう」「能登半島地震で、地震と原発事故が同時に起きれば避難もできないと明らかになった。新潟は大雪の危険もある。再稼働したらどんな危険があるか想像してほしい」「東日本大震災直後は省エネの意識が広がった。原発再稼働ではなく、電気の使い方を考え直してみませんか」などと訴えました。

 恒例の替え歌を歌った後、参加者はデモ行進に出発しました。(2024年7月30日『しんぶん赤旗』)