統一協会関連団体に施設を貸すな
党新潟市議団が市に申し入れ
日本共産党新潟市議団は11日、新潟市に対して、統一協会と関連団体に公共施設を貸し出さないよう求めて申し入れました。市議6人全員が参加しました。
新潟市は、統一協会の関連団体「世界平和女性連合」が21日に開く女子留学生日本語弁論大会の会場に、江南区の亀田市民会館の使用を許可しています。
党市議団は、統一協会は政府が解散命令の請求をおこなった反社会的団体であり、世界平和女性連合は今年7月の訴訟判決でも、創設者が同じで実質的に統一協会と同一性があると認める判断があったことを指摘。関連団体のイベントは正体を隠して勧誘することにつながり、公の秩序に反する等の恐れがある場合は施設利用を制限する市の条例にもとづいて貸し出しをしないよう求めました。
応対した野島晶子副市長は、統一協会は政府が解散命令の請求を出した団体と認識しているが、世界平和女性連合は関連団体とは認められていないので、条例にもとづき施設を貸し出していると答えました。
参加者は、ダミー団体のイベントをきっかけに勧誘、多額献金までつながった例があると指摘し、接近する場を提供しない対応こそ必要と求めました。(2024年7月13日『しんぶん赤旗』)