署名累計3万2911筆に
新潟市に学校給食の無償化を求める
学校給食無償化を実現する新潟市民の会は8日、新潟市に対して給食無償化を求める署名の第3次分9371筆を提出しました。累計で3万2911筆になりました。野島晶子副市長と夏目久義教育長が応対し、市は全国一律の無償化が望ましいとして内閣府に要望したと答えました。
署名を提出した朝倉奏(そう)共同代表と八柳(やつやなぎ)早苗さんは、ともに3児の親です。朝倉さんは、毎月の学校への支払いが2人で1万7千円以上ですが大部分が給食費で、子育て世代には重い負担だと話しました。八柳さんは、3人の給食費が月1万8千円になると話し、国の動きを待つだけでなく、市独自の補助を始めて無償化につなげてほしいと求めました。
鈴木知子共同代表は、署名も力になり来年度から中学校の全員給食が始まることに市民は喜んでいると紹介。同時に、子どもの成長は待つことはできないから、一日も早く無償化を実現してほしいと訴えました。
北区の会は、大きな病院にも協力を呼びかけ、病院長から「給食は子どもの体づくりの大事な1つ。だから無償化は賛成」「義務教育の給食無償化は当然」など賛同を得られ、職員にも署名を広げてくれたと紹介しました。(2024年7月12日『しんぶん赤旗』)