バイト必須で生活苦
長岡市の民青が学生に食料支援
日本民主青年同盟新潟県委員会は7日、新潟県長岡市で学生向け食料支援にとりくみました。長岡造形大学の学生ら7人が利用しました。学費や生活費のためアルバイトが不可欠など、生活の苦しさを訴える声が共通して出されました。
学生は米やレトルト食品、缶詰などを選び、「こんなにもらえて助かります」と笑顔で持ち帰りました。
アンケート対話では、「仕送りがなく、奨学金とバイトで学費と生活費をまかなっている」という2年生が、時間がかかる課題授業が多いため、バイトが増やせず生活は苦しいと話しました。
社会を深く学ぶ民青の活動への共感も寄せられました。「マルクスの資本論の学習」をチェックした学生は、「資本主義の限界を感じている。だけど社会主義も悪いイメージがあるので、どうなのか知りたい」と話しました。別の学生も「社会や政治について何も知らないので、学んでみたい」と話しました。(2024年7月10日『しんぶん赤旗』)