学校給食無償化を
長岡市の「市民の会」が署名提出
新潟県長岡市の「学校給食無償化を求める長岡の会」は4日、磯田達伸市長に対して第2次署名分1万40筆(累計1万6138筆)を提出し、学校給食の無償化や安全な地産地消の農作物の使用を求めました。
参加者によると応対した磯田市長は、義務教育の給食を公費負担するのは賛成だと話し、国が負担すべきだが、国がしないなら県や市が応分の負担をすべきと答えたと言います。
清水陽子共同代表が市長に署名を手渡し、子育て世代から「すぐに実現してほしい」と多くの期待が寄せられていると訴えました。子ども食堂の代表理事は、子どもの貧困が目に見えづらくなり、ピンポイントの支援が難しくなっているからこそ、すべての子どもを対象にした給食無償化が必要だと話しました。
参加者は「アレルギー体質の子どもが増えているので安全な地元の農作物を使ってほしい」「年配の方も、子どもたちに無償化をプレゼントしたいと協力が広がった」などと訴えました。(2024年7月9日『しんぶん赤旗』)