大本から政治変えよう
党比例議席奪還へ訴え 藤野・平比例予定候補が集い
日本共産党の衆院北陸信越ブロックの藤野やすふみ、平あや子両比例予定候補は20日、新潟県三条市と長岡市で開かれた集いに参加し、「党比例議席を奪還し、おおもとから政治を変えよう」と訴えました。
藤野氏は、能登半島地震の被災地の現状と国の全面的支援の必要性を訴え。被災者に寄り添う党の支援活動に信頼が広がっていると話し、生活再建へ全力を尽くすと訴えました。
自民党の裏金問題と暮らし破壊、大軍拡や原発推進の政治は一体だと話し、自民党が法人税減税は賃金や国内投資に効果がなかったと失敗を認めたのに、新年度予算で法人税減税を拡充するおおもとに企業献金があると指摘。共産党を伸ばし、おおもとから政治を変えようと訴えました。
平氏は、北陸信越は、「共働き世帯は全国上位なのに管理職に占める女性割合は最下位クラス」とジェンダー平等で遅れていて、ジェンダー平等の党の議席が必要だと訴えました。
参加者から、「災害が多発し不安だ」「医療窓口で98%が紙の保険証が使っているのに、廃止すれば大混乱だ」などの意見がありました。藤野氏は「どんな災害でも、被災者が求める支援になるかどうかは政治の姿勢いかんで決まる」「医療現場は中止の声を上げている。国民世論を広げることが保険証廃止を止める力です」と答えました。
藤野氏は「赤旗」のスクープと支える読者や党員の力が岸田政権を追い詰めてきたと述べ、「党の仲間になって、ご一緒に共産党を強く大きくして政治を変えましょう」と入党を呼びかけました。(2024年3月22日『しんぶん赤旗』)