米坂線 復旧早く

関川村 応援ライブ
田村さん(正面)の篠笛を聴く参加者=11月30日、関川村

 豪雨災害で一部区間の運休が続くJR米坂線の復旧に向けて、11月30日、新潟県関川村で「米坂線応援ライブ&マルシェ」が開かれ、沿線ゆかりのアーティストの演奏、鉄道模型の展示などが行われました。

 主催したNPO法人「えき・まちネットこまつ」(山形県川西町)の江本一男理事長は、来年開通100周年を迎える米坂線を「必ず復旧させたいという皆さんの思いを一つにして、いち早い復旧を実現しよう」と呼びかけました。

 JR米坂線開業100周年記念事業実行委員会の久保道典会長は、「米坂線は沿線の人たちを繋ぐ大切な鉄路。だから米坂線を必ず復旧させ、沿線の繋がりを広げたい」と話しました。

 篠笛を披露した関川村在住の田村優子さん(54)は、「高校への通学や、子どもが生まれてから家族でお出かけする時も、米坂線を利用してきた」と思い出を語り、復活した後も米坂線を生かした取り組みを考えたいと話しました。

 山形県のユニット「風とたんぽぽ」は、沿線住民の思い出エピソードを基に作詞・作曲した「私たちの米坂線」などを披露。山形県飯豊町出身のあべあいこさんも出演しました。(2025年12月2日『しんぶん赤旗』)

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