再稼働は県民が決める
新潟県民ネット発足

新潟市で4日、「柏崎刈羽原発再稼働の是非を考える新潟県民ネットワーク」の発足集会が開かれました県民投票を求める運動に取り組んだ「県民投票で決める会」の活動を引き継ぎ、民主的な熟議を積み重ねて再稼働問題は「県民が決める」の一致点で県民の連携を図ろうと発足されました。
「県民投票で決める会」は、柏崎刈羽原発再稼働の是非を問う県民投票条例の制定へ14万3196筆の直接請求署名を集約しましたが、4月の臨時県議会で、自公などの反対で否決されました。会では、広がった取り組みを今後に生かそうと、新たなネットワークの構築を模索してきました。
発足集会には、県内各地から約80人が参加し、県議会後の経過報告や、新たな「ネットワーク」の趣旨と体制の提案、柏崎刈羽原発の再稼働をめぐる情勢と今後の行動提起などが行なわれ、フロアから活発に討論が行われました。
県議会傍聴などの監視活動、情報発信と活動交流を強めながら、国・県・東京電力が県民意思を無視して再稼働に突き進むような局面には、一致団結して行動することなどを確認しました。(2025年10月8日『しんぶん赤旗』)